ピックアップトラックの製造工場は グラコ製品を導入することで、プライマー塗料スプレーの効率性を向上させました。

顧客 自動車製造

グラコの製品 Pro Xp WBx エアスプレー取扱説明書 水性外部帯電静電ガン

課題 あるピックアップトラック工場のプライマー塗装ブースでは、3 種類の水性コーティング剤を使用していました。異なるカットアウトが通っているので各々に異なるプライマーが必要となり、そのため3 種類のガンが使われていました。

塗装担当者は、以前使用していたグラコの静電スプレーガンの電圧と移送効率の能力には満足していましたが、デザインに不満がありました。狭い場所で塗装する場合、ガンのノズルから噴射する塗料を貯めるプローブが邪魔になったり、外れてしまうことがありました。

プライマーブースの責任者である仕上エンジニアはこれを改善しなければと思いました。損傷したプローブは、外部帯電式ガンの移送効率を低下させてしまいます。ガンの角度を頻繁に変えなければならず、人間工学的にも操作性に影響しました。

ソリューション 解決策を探すため、グラコのエンジニアはトラック工場を訪問し、プライマーブースの塗装担当者を訪ねました。彼らは、90 度以上傾けたときに意図せずプローブが落ちてしまうことをエンジニアに教えました。

エンジニアは、ここで得たフィードバックを、新しい外部帯電式の手動静電エアスプレーガンの設計に取り入れました。

• 短いプローブのオプションはガンより長く届かないため、狭い場所での塗装時に干渉する可能性が低くなりました。
• 長いプローブは、ガンのエアキャップの前方にさらに伸び、ガンのノズルからスプレーされる水性塗料を、より効果的に帯電させるようになります。
• いずれのプローブも、180 度回転させない限り外れることはなく、オペレーターが取り外さない限り、プローブはガンに装着されたままです。

新しいデザインのガンは グラコ以外の製品と合わせて試されました。塗装担当者と仕上塗装エンジニアは、比較の結果、グラコのデザインのほうがより安定した電圧を得られ、人間工学的により優れていると納得しました。

結果: Pro Xp WBx 外部帯電式水性エアスプレーガンは今や、トラック工場のプライマーブースで使用されている唯一のガンとなりました。塗装担当者は長いプローブを以下の理由から好んでいます。

• 簡単には落ちないので、落下や紛失によるダウンタイムを減らすことができる。
• 最良の移送効率とラップを提供する。

プローブの交換に工具を使う必要がなく、狭い場所でも作業しやすい。