顧客 ティア1自動車サプライヤー
グラコの製品 ProMix 容積計量式 (PD) 調合システム
課題 ティア 1 自動車サプライヤーは 8 台のロボットでの作業を 4 台だけで行う自動化塗料システムを必要としていました。別のプラントから大量の事業を受け入れるところでした。そのプラントの塗料ラインでは 8 台のロボットを使って高流量の高粘度材料をジープのハードトップにコートしていました。ティア 1 サプライヤーも同じことを行う必要がありましたが、4 台分のスペースしかありませんでした。
10 年以上にわたり、4 台の ABB ロボットと 4 台の Ransburg Dynaflow 2K ユニットが、より容量の低いアイテム向けに、低粘度の2液コンポーネントプライマーを塗布していました。古い装置は、同じ設置スペースのまま交換する必要がありました。塗料ラインを完全に変更しないとロボットを追加できなかったので、その選択肢はありませんでした。
塗料ラインのマネージャーはもともと FANUC America Integral Pump Control (IPC) や Ransburg RCS 2 比率制御システムのような容積計量式2液コンポーネントシステムを欲しいと思っていました。両方のシステムとも低粘度プライマーを低流量で取り扱うことができます。しかしながら、テストによると両方のシステムとも高粘度材料を高流量で取り扱うことはできませんでした。4 台のロボットしかないため、流量は 800 cc / 分に上げる必要があります。これによる圧力は 200 psi を越えるので、圧力不良を引き起こします。
以下のようなシステムが必要でした:
- 現在の製造ニーズを満たす低粘度プライマーを低流量で取り扱う
- 新規の需要に対応するため、高粘度スパッター材料を高流量で取り扱う
ソリューション:塗料ラインマネージャーはミネアポリスにあるグラコの塗布ラボを訪れ、ProMix 容積計量式 (PD) プロポーショナープラットフォームが新しいスパッター材料をどのように処理するのかを見学しました。ProMix PD2K ポンプは 930 cc / 分までの流量を故障することなく取り扱いました。仕上 げ 品質も問題なく仕様を満たしました。
PD2K では、スパッターおよびプライマーは独自のポンプセットで利用できます。これは迅速な色変更のためです。
結果: ProMix PD は高粘度および低粘度材料をフルフロー流速範囲で処理できるので、塗料ラインマネージャーは、少ない装置で多くの作業を達成できると判断しました。
このティア 1 自動車サプライヤーは 4 台の ProMix PD2K ポンプと 4 台の FANUC P-250 塗装ロボットで自動化塗装システムをアップグレードしました。
塗料ラインのオペレーターが新しいシステムを問題なく管理しメンテナンスできるように、グラコ担当者と販売代理店は複数回のオンサイトトレーニングとフォローアップミーティングを持ちました。このサポートは、自動化塗料ラインのトラブルシューティングと改善に役立ちました。
2 年以上たっても、装置は引き続き低粘度プライマーと高粘度スパッター材料を処理し、製造ニーズを満たしています。
すべての商標または登録商標は、各所有者の資産です。
ティア1自動車サプライヤー
OEMメーカーは、厳しい条件下でも外観が良く良好に動作するコンポーネントを求めています。自動車業界全体のティア 1 サプライヤーはグラコのソリューションを利用して耐久性のあるコーティングと正確な液体吐出を実現しています。