自動車メーカーが、エアモーターの凍結とロアポンプの漏れ問題を解決して生産性を向上

顧客 自動車製造の組み立て工場

グラコの製品 6500 XL モーター、シールド 4 ボール＋ロアポンプ

課題 ある大規模自動車工場の塗料混合室では、エアモーターの凍結とロアポンプからの漏れが工場の生産性を低下させる原因となっていました。

圧縮エアの排気がポンプモーターで凝縮し、バルブが凍結し着氷によるストールを引き起こしました。ポンプがストールしたことで、量産ラインにおける塗装工程の能力と品質の低下を招きました。

微細な金属粒子を含む研磨塗料が、密閉式ウェットカップ4ボールポンプ下部のパッキンを損傷し、過度の漏れを引き起こしたのです。メンテナンス・マネージャーは、パッキンを一直線に保つためにウェットカップにトルクをかけようとしました。しかしそれでも、各ポンプの足元には、漏れ出した材料を受けるための大きなバケツが必要でした。

ソリューション メンテナンスマネージャーは、新しいポンプ・パッケージ、すなわち6500XLモーターを搭載した4000ccのシールド4ボール＋ロアを試すことにしました。

モーターの熱的に分離しているポペットバルブとリモート排気チューブが、凍結による失速を防ぎます。

リークフリーのベローズシールは耐摩耗性であるため、漏れた塗料を受けるためのバケツは不要になりました。実際のところ、このエリアは塗料混合室の中で最もクリーンな場所になっています。

結果: 導入から8 カ月以上経ち、メンテナンスマネージャーはこのように言っています。「新しいポンプは素晴らしい。本当にメンテナンス不要です。」

ポンプ・パッケージは、特にメンテナンスの問題もなく、210psiで力強く動き続けています。塗料混合室の問題が、迅速な自動車組み立てラインを遅延させることはもうありません。