InvisiPac
InvisiPac は、段ボール箱等のケースへの封かん用接着剤塗布用のオンデマンド接着剤ホットメルト供給システムです。オンデマンド供給により接着剤の焦げ発生をなくし、生産性を向上させます。Tank-Free™(タンクフリー)設計のホットメルト供給は、速度に関わらずタンク有りやタンクなしのメルターを上回る生産性を提供します。ライン最終工程であるパッケージング工程のコスト効率、スピードを向上し、さらに安全性を高めます。
InvisiPac の違い
高い収益性 InvisiPac は、10 分程度で使用温度に到達します。エネルギーを節約し材料廃棄量を削減することで、格段に収益性を高めることができます。オンデマンドで最適な溶解量に調整する技術により、接着剤の使用量を30%以上削減することができます。接着剤の焦げ、ノズル詰まり、ホースの問題による想定外のダウンタイムをなくします。
高い信頼性 InvisiPac の材料投入は、先入れ先出し (FIFO) の原理で動作し、焦げや熱衝撃を防止します。吐出ポイントに移動しても、ホットメルト接着剤は必要な温度と粘度を保ちます。InvisiPac Plug-Free™ アプリケーターは、常に安定したビードで材料を吐出し、接着不良により蓋が閉まらないことを防止します。
高い安全性 高温で溶融した材料に直接触れる必要がなく、作業者を火傷や有毒ガスなどの危険から守ります。
InvisiPacが生み出す違い
安全な作業環境
グラコのInvisiPacは、作業者が加熱した接着剤や機器に触れる必要がなく、作業環境を安全に保ちます。接着剤を材料コンテナに投入しておけば、メルター内の材料残量が減ると供給システムに自動的に信号が送信され、材料コンテナからメルターに直接追加供給されます。
節減
InvisiPacホットメルト・システムは接着剤の温度や粘度を一定に保ちます。温度変動を防ぐことで材料吐出が安定し、材料使用量を削減できます。材料吐出は常に追跡され、異常が起こったときにはアラート通知でお知らせします。これにより、ビード吐出の安定性を保証します。
サステナビリティー
InvisiPacタンクレステクノロジーは、起動後、設定温度に到達するまでわずか13分程度しかかかりません。起動が早く、起動時のエネルギーを48%低減します。さらに、接着剤の消費量、水の消費量および潤滑油(ホットメルト接着剤の生産で使用される2つの資源)消費量を削減し、炭酸ガス排出量を抑制します。
タンクフリー・ホットメルトテクノロジー
InvisiPac HM10と HM25c は設置面積が小さいコンパクトタイプ。どんな生産ラインにもすっきり収まり、パッケージング工程の生産効率をアップします。
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